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E217系登場から22年、もしE235系が横須賀・総武快速線に投入されたらこんな色?
1963年以来、横須賀・総武快速線用として運用されていた、国鉄近郊型電車113系。これら旧型の車両を置き換える目的で1994年8月に登場したのが、JR東日本・E217系電車です。
このE217系の纏っているカラーリング、これをおなじみ「スカ色」と言います。
当初、湘南色であった111系・113系電車の誤乗防止を目的として採用された「スカ色」は、その後、旧型国電のイメージアップ、横須賀線・総武快速線に限らず、広い範囲で採用された、伝統あるカラーリングです。
1994年に113系からバトンタッチを受けたE217系電車においても、ステンレス・無塗装ながら、スカ色をイメージしたカラーテープを採用し伝統を引き継いでいます。
最近では、スカ色を採用している車両自体(113系・115系)が消滅してしまったために、現在見られるのは、発祥の地であるここ横須賀・総武快速線のみ。
さて、首都圏においては、2000年から製造の始まったE231系、2006年のE233系誕生により、それまで運用されていた旧型の通勤型・近郊型車両を順次置き換えるに至りました。
もちろん、E217系電車も、投入の目的は113系電車の取り換えだったのですが、横須賀・総武快速線でのデビューから今年で22年。
巷では、このE217系電車の”後継車両”に関するうわさもちらほら出てくるようになりました。
横須賀・総武快速線に、E235系が導入されるのでは?という噂が立つのには、単一形式で巨大ファミリーを築くE233系がおおよそ最終番台であろう8000番台の南武線導入でもって、一旦の製造を終了し、2015年にデビューした後継のE235系がE217系の後釜に据えるだろう。と目されているところにあります。
そこで、今日は、もしも「E235系電車が、横須賀・総武快速線に投入されたら・・・?」として、山手線色のE235系をスカ色に塗り替えたイラストを掲載します。
(以前にも、E235系が東海道線・横須賀線導入されたら?⇒過去記事はこちら でご紹介しています)
E235系電車の塗装塗り分けで、最も特徴的なのは、これまでの横帯から縦基調の帯となったこと。
近年設置の進んでいる、駅ホームからの転落事故防止のために導入されたホームドアによってラインカラーが隠れてしまい、乗客がどの路線に乗ればよいかが分からなくなるために、縦基調のデザインになったわけです。
前面も、べた塗りのデザインから、グラデーションを模した近未来的なデザインへと変更。
山手線色では、前面枠部分もうぐいす色で塗装されていましたが、スカ色が濃く見てくれがつぶれて見えてしまうため、今回は、シルバーのままとしてみました。
だんだんと横須賀・総武快速線に新車導入が現実味を帯びる中、次のE235系はどの路線に導入されるのか、注目です。
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