明日16日・準急色復活、キハ2004一般公開(平成筑豊鉄道)
平成筑豊鉄道とキハ2004を守る会では、平成29年4月16日(日)、キハ2004号の一般公開を行います。
クラウドファンディングによって実現した、廃車からの復活。
同会では、募金者限定のお披露目会を昨年12月に実施以降、エンジン回りのメンテナンスや、塗装の未了箇所について補修作用を続けてきました。
このほど、その補修作業が完了し、平成29年度の乗車・運転体験実施に向け計画を進めているところで、募金者以外の方々にも、この車両の魅力に触れていただくため、一般公開を実施することとなりました。
一般公開の目的として、広く同車を知ってもらうべく参加費は無料です。
キハ2004号一般公開 概要
【1】実施日時
平成29年4月16日(日) 13:00~16:00まで
【2】実施場所
福岡県田川郡福智町金田1145-2
平成筑豊鉄道金田駅 車両基地南側会場(道路陸橋の下)
【3】実施概要
キハ2004号を上記場所線路上に展示し、室内の公開および撮影会を実施します。
公開中は守る会会長やメンバーによる車両の解説、往年の車内放送再現他、エンジン起動デモンストレーションを実施。
【4】参考
(1)参加者について
昨年末のお披露目会では、クラウドファンディングによる募金者の方に特典として来場者を限定した開催でした。
今回は、多くの方にキハ2004を知ってもらうために、来場者を制限せず告知するものです。
(2)これまでの寄付活動・経緯
本活動はクラウドファンディングと呼ばれるインターネット募金を、昨年8月23日から9月30日まで実施し、全国から延べ374広報ふくち」2017年1月号特集記事をご覧ください。
【5】お問い合わせ
平成筑豊鉄道内 キハ2004号を守る会 0947-22-1000
(平成筑豊鉄道ホームページ:http://www.heichiku.net/wp-content/uploads/2017/04/kiha2004-koukai.pdf)
キハ2004 概説
昭和41年製造、国鉄型車両とはいえ、元より国鉄に属していない特殊な経歴を持つキハ2004。
寒冷地向けの2重窓や板張りの床など、国鉄キハ22の構成に準ずる車両です。
九州からはるばる遠くに位置する北海道・留萌鉄道でおよそ3年間の使用後、茨城県はひたちなか鉄道へと転籍してきました。
2005年には、キハ55が纏っていた黄色ベースに赤帯の国鉄”準急色”が施されましたが、2015年に運行から退いていました。
人気の記事
・「湘南色」最後の2編成115系そのままに 単色化中止(JR西日本 岡山支社)
・有料通勤ライナー復活へ、”特急型車両”を購入?(しなの鉄道)
・気軽に長距離を楽しめる列車の構想?JR西日本が長距離列車検討
・ヘッドマークキーホルダー5種類発売中(北斗星・トワイライト・カシオペア・さくら・はやぶさ)
・【幻の貨物新幹線計画】新幹線には貨物列車が走る予定だった?
・【583系ナインドリーム甲子園号】わずか5駅・16kmを走る寝台列車!
関連記事
・今回はキハ58が主役 エンジン復活、転車台実演も(津山まなびの鉄道館)
・“お花見”はキハ20で、4月8日・9日運転(ひたちなか海浜鉄道)
・ひたちなか海浜鉄道に残る・・・現役最後の1両、国鉄型気動車キハ20
・キハ58やキハ40など懐かしの飯山色を復刻、キハ110系がかつてのカラーに
・夜行急行 うわじま・いよ号 国鉄色風キハ185系で一夜限りの復活
・キハ181系などが”頭出し” 津山まなびの鉄道館リニューアル&一周年記念
・3月19日でさようなら。水島臨海鉄道キハ205 ラストラン
・キハ40系の国鉄一般色で行く「おかやま備中杜氏の郷 地酒列車」運行(3/18日帰り)
・本日28日から運行、1日2往復 キハ54「流氷物語号」出発(JR北海道)
鉄道ニュースの最新記事
-
CATEGORY : 鉄道豆知識UPDATE : 2017/08/01
-
CATEGORY : 鉄道ニュースUPDATE : 2017/07/30
-
CATEGORY : 鉄道ニュースUPDATE : 2017/07/27
-
CATEGORY : 鉄道ニュースUPDATE : 2017/07/27