JR西日本金沢支社は、19日の記者会見で、東北の団体客を対象とした仙台-金沢間の臨時直通新幹線が11月に初めて運行されたことを受け、北陸の乗客を対象にした臨時の直通便によって東北新幹線に乗り入れる列車を検討していると明らかにしました。

JR東日本の運行管理システム上は3月に開業した北海道新幹線の新函館北斗まで直通運行が可能との認識も示しました。

(毎日新聞より)

 

 

≪北陸新幹線と東北新幹線が直通?≫

昭和48年の計画以来、2015年3月14日に整備新幹線として華々しく開業した「北陸新幹線」。

 

開業から1年とおよそ半年にして、先日運行された東北新幹線・北陸新幹線を直通する旅行商品専用の列車は、11月7日 仙台⇒金沢間・翌日8日に金沢⇒仙台間を走行。

 

普段、東北新幹線に乗り入れることのないE7系新幹線が同線に初めて入線したことで話題を呼びました。(なお、この運行では往復ともにE7系が使用されました)

 

通常、北陸新幹線を利用して、東北新幹線の列車に乗る場合、大宮駅での乗り換えが必要な煩雑さがありましたが、この臨時列車によって北陸~東北を新幹線で利便性高く移動できるという選択肢も見えてきたものと思います。

 

定期列車としては難しいとしても、季節の臨時列車として一般客も利用できるようになれば、より高い需要が生まれることでしょう。

 

 

≪技術上は北海道新幹線にも乗り入れ可能≫

JR東日本の運行管理システムを採用している北海道新幹線にも、技術的には乗り入れが可能です。

 

もっとも、乗り入れ先であるJR東日本、新函館北斗までとなればJR北海道との調整も必要とはなりますが、折り合いがつけば、JR北海道・東日本・西日本の共同運行も実現する可能性はありますし、新たな移動需要の掘り起こしができるのではないか、という大きな期待を持ちます。

 

ただ、記事にもあるように”北陸新幹線が将来的に大阪延伸された場合でも、山陽新幹線や東海道新幹線への乗り入れは運行管理システムなどが異なるためできない”と説明しており、E7系やW7系が東海道・山陽新幹線を走行する姿は見られないようです。

 

 

(毎日新聞:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000057-mai-soci)

 

 

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