奥出雲おろち号2017年分運転開始・4月1日より
JR西日本米子支社は2017年4月1日、DE10やDE15と12系客車で構成される”奥出雲おろち号”が2017年分の運行初日を迎えるにあたり出発セレモニーを開催すると発表しました。
(JR西日本米子支社:https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/03/page_10165.html)
奥出雲おろち号 概説
1998年、木次線の利用促進を目的としてJR西日本が運行を開始したトロッコ列車「奥出雲おろち号」。
開業当初より順調に利用者数を増やしており、島根県外からの観光客に人気の観光資源として今や島根の代表的観光スポットへと成長しました。
使用車両は、近年ほぼ絶滅状態である12系客車とDE10/DE15ディーゼル機関車の組み合わせで運転されており、鉄道ファンとしても非常に趣味的興味のわく列車となっています。
冬季にはラッセル機関車としても使用することからDE15はヘッド取り付け装置が残置されていますが、一方のDE10 1161は奥出雲おろち号専用機関車として活躍。
客室となるスハフ13 801・スハフ12 801の2両も銀河鉄道をイメージした専用塗装に塗られているほか、スハフ13 801号車については客室窓がオープン構造で一部座席が外側を向くなど、列車内から景色を楽しめるような工夫がなされています。
奥出雲おろち号は季節限定列車
奥出雲おろち号は、暖かい時期に合わせた、4月~11月までの金曜日・土曜日・祝日、およびゴールデンウィーク・夏休み・紅葉シーズンの平日に木次~備後落合間を一日1往復運転します。
開放的な車窓から眺める奥出雲の風景を、暖かな陽気の中で、爽やかな風を感じながら楽しめるところが受けています。
奥出雲おろち号出発セレモニー概要
1.日時
2017年4月1日(土)8:10~8:46まで
2.場所
出雲市駅4番のりば
3.主催
出雲の國・斐伊川サミット、西日本旅客鉄道株式会社米子支社
4.出発セレモニー
・オープニングイベント出雲商業高校吹奏楽部演奏、トロッコ列車「奥出雲おろち号」の紹介
・来賓紹介、出席者紹介
・代表あいさつ出雲の國・斐伊川サミット代表、島根県、JR西日本米子支社
・一日駅長紹介「しまねっこ」、応援(【やっくん・ももちゃん】、【JR鉄道少年団】)
・ボランティアガイドの紹介
・テープカット・ファンファーレ
・一日駅長「しまねっこ」による出発合図
・トロッコ列車「奥出雲おろち号」出発
・出発終了のことば
5.乗車特典
・「乗車記念絵葉書」の配布
・映画「たたら侍」オリジナルエコバッグの配布
・アトネスいずも商店会より「紅白餅」の配布
6.その他
一般のお客様向けに「記念入場証」を配布いたします。
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