岩国市は、「岩国市総合計画・まちづくり実施計画」において、錦川鉄道に対し「錦川鉄道車両購入事業費補助金」を供出することを発表していますが、この際、錦川鉄道が購入するとされている「レトロ調車両」について鉄道ファンからの注目が集まっています。

 

というのも、錦川鉄道が購入する予定の車両のイメージとしてキハ40系車両の写真が用いられており、いわゆる「レトロ調の車両」とは、国鉄が開発して製造した”キハ40″ではないか、という観測があるからです。

 

 

平成29年度岩国市予算概要より

 

 

 

烏山線キハ40 1009 陸送

2017年3月のダイヤ改正でJR東日本・烏山線から引退したキハ40。

 

郡山総合車両センターへと回送されていた車両の内の1両、”キハ40 1009″がこの度、西日本の方面に向け陸送中です。

 

この元JR東日本 キハ40 1009こそ、錦川鉄道の”購入車両ではないか”と推測されています。

 

キハ40 1009の陸送先、動向に注目が集まります。

 

 

キハ40 烏山線色

 

 

 

錦川鉄道 キハ40 観光列車に改装?

岩国市平成29年度の予算概要による、”錦川鉄道車両購入事業費補助金”については、”錦川鉄道が新たな観光誘客や安定的な鉄道運行、また経営の健全化を図ることを目的に”という趣旨のもので、さらに国の”訪日外国人旅行者受け入れ加速化事業”を活用しての車両購入に際し、その経費の一部を補助する、としています。

 

これは、錦川鉄道を訪れる観光客を誘致するためにレトロ調車両を”観光向けの車両”として改装等の取り組みを行う可能性もあり、その計画から目が離せません。

 

人口減少・過疎化による地方私鉄の疲弊に対して、昨今着目される鉄道による”観光誘客”。

 

今後の錦川鉄道に期待が集まります。

 

(岩国市:https://www.city.iwakuni.lg.jp/uploaded/attachment/15288.pdf

 

 

 

風光明媚な路線を有する錦川鉄道

 

 

 

 

 

 

 

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