JR西日本は、2017年6月の定例社長会見において、先般2016年11月末にお知らせしていた、「新たな長距離列車」の導入に向けた検討状況について説明を行いました。

気軽に、自由に利用できる、「新たな長距離列車」

西日本各地の魅力に触れることのできる”長距離列車”として、様々の旅のスタイルに対応できる複数種類の座席設置、時季による複数のルート・区間で列車を運行する、「多様性」・「カジュアル」・「くつろぎ」と言ったコンセプトで開発される、新たな長距離列車。

気軽に鉄道の旅を楽しめる、リーズナブルな価格設定とすることで、先日運行を開始したトワイライトエクスプレス瑞風とはまた一線を画くものです。

なお、長距離列車には、新しい車両の新製は行わず、なんと現在JR西日本で活躍している国鉄型車両117系6両編成が種車となります。

新たな長距離列車 運行開始は

2020年夏ごろの運転開始予定

新たな長距離列車 運行区間

・京阪神～山陰方面

・京阪神～山陽方面　等

新たな長距離列車 車内設備

・グリーン車（個室、1列＋2列シート）

・普通車（コンパートメント・フルフラットシート・2列＋2列シート）

・フリースペース（歓談・食事などが自由にできる車両）

なお、車両のデザインや具体的な設備等はこれから検討していくとのことです。

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