JR西日本待望のニューフラッグシップトレイン、TWILIGHT EXPRESS 瑞風(トワイライトエクスプレス瑞風<みずかぜ>)が、2017年6月17日に無事デビュー、運行を開始し、大阪駅・京都駅において出発式が執り行われました。

 

瑞風アンバサダー葉加瀬太郎氏作曲によるテーマ曲と汽笛を伴い、記念すべき初列車が出発。

 

途中の京都駅では、小学生およそ50名の出迎えによる入線後、JR西日本執行役員京都支社長による出発式を執り行い、TWILIGHT EXPRESS 瑞風初めてとなる最初の旅、山陰下り1泊2日コースが見送られました。

 

運行区間に位置する、京都鉄道博物館等でもファンをはじめ、多くの方が初列車を見送った、とのことです。

 

 

美しい日本をホテルが走る

1958年、車中泊にして横になって寝られる、お布団付き、しかも当時としては画期的で希少な部類であった全車空調完備。

 

日本で最初に”走るホテル”と大好評を博したのが、20系客車でした。

 

あれから、およそ60年弱。

 

日本の寝台列車は、周遊型観光列車クルーズトレインへと軸足を移し、その設備や豪華さは日本を代表する観光資源にまで昇華しました。

 

そして、列車はいよいよ”走るホテル”ならぬ、”ホテルが走る”と言えるようになりました。

 

日本で最初の豪華周遊型クルーズトレインとしてデビューしたのが2013年10月のななつ星(JR九州)、2017年5月にはTRAIN SUITE四季島(JR東日本)がデビュー。

 

そして、今回のTWILIGHT EXPRESS 瑞風デビューにより、日本の豪華クルーズトレイン列車構想は、ひとまずすべての列車が出そろうこととなりました。

 

魅力的な周遊ルート、行く先々での出会い、各地での体験、、、乗車料金は高めに設定されていて、列車としては新たなあこがれの存在です。

 

いつかは、このような列車に乗ってみたいなぁと、したためながら、国内のみならず世界にアピールできる”ニッポンの鉄道”のフラグシップとして君臨してほしいと思います。

 

 

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