【連載】Nゲージ本格小型レイアウトに挑戦!《vol.1》(寄稿:九州大学鉄道研究同好会会員 けちゃっぷ)
皆さんこんにちは!
今回初めて執筆させていただきます、九州大学鉄道研究同好会会員のけちゃっぷと申します。
さて、この連載ではタイトルにありますように、Nゲージのレイアウト作りに挑戦していきます!
古く昔より『趣味の王様』と呼ばれてきた鉄道模型。その真骨頂であり、醍醐味ともいえる『レイアウト』の魅力を少しでも多くの方にお伝えすることができれば幸いです。
*よく混同されますが、厳密には『レイアウト』は模型を情景の中で実際に走らせる目的で作るものであり、『ジオラマ』は純粋な情景鑑賞が目的(つまり模型は動かせない)という違いがあります。
レイアウトのコンセプト紹介
このレイアウトの制作にあたり、私が掲げたコンセプトは以下の3つです。
①小型・軽量で持ち運びが簡単。
②低コスト。
③リアリティーの追求。
④見ていて飽きない、見どころの多いレイアウト。
これらの詳細については、次回の連載以降詳しく説明します。
レイアウトの概要紹介
このレイアウトは2015年1月に着工し、今も工事中です。
ベッドと一体型の机を購入した際、それまでつかっていた勉強机が空いたことをきっかけとして、このレイアウト計画がスタートしました。
それまで小さなセクションレイアウトや、駅前の風景を表現したジオラマを作ったことはありましたが(いずれ機会があれば紹介したいと思います)、本格的なレイアウトを作るのはこれが初めてです。
制作は、レイアウトのサイズと、線路のプランを考えるところから始まりました。
幸いにも使わなくなった机の上に900mm×600mmのレイアウトボードを置くことができるスペースがあったため、サイズはすんなりと決まりました。
一方線路配置には非常に悩みましたが、リアリティーの追求(コンセプトの③)という観点から、線路を詰め込みすぎることなく、基本はシンプルなエンドレス(終端部の無い、手放しでも運転できる線路配置)としました。
その一方、引き込み線を2本設け、運転が単調にならないようにも留意しました。さらに、列車の通過を感知して青→赤→黄→青と色が変化するカトー製3灯式自動信号機を組み込み、運転の楽しみを増やしました。
次に、どのような風景にするかを考えました。
線路配置がシンプルな分、風景には山、海、川、田畑、街並、駅、道路、踏切、トンネル、橋、そして一番の目玉である併用軌道とあらゆる要素を詰め込みました。
このようにして決まったプラン図および仕様は以下のとおりです。
プラン図および仕様
*信→信号機 止→車止め F→フィーダー なお線路が途切れている部分はジョイント部です。
終わりに
次回からは写真をお見せしながら実際の制作過程を紹介していきます!
繰り返しにはなりますが、このレイアウトは制作中です。しばらくは今までの制作過程を紹介していく予定ですが、いずれはこの記事のほうが追いつくと予想されます。
そうなると制作が進み次第更新となるので、更新ペースが急激に落ちてしまうかもしれませんが、どうか気長にお待ちください。なるべくこまめに更新するつもりです。
次回以降もぜひご覧ください!
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