JR西日本・山陽新幹線では、これまで新幹線トンネル内に存在した携帯電話不感地帯を解消すべく、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3キャリアとともに移動通信用中継施設などを設置して、改善に取り組んできました。

 

この度、峠山トンネル~厚狭駅および厚狭~小倉駅間において新たにサービス提供ができる準備が整ったため、これに伴い山陽新幹線は全トンネル内などで携帯電話通信のサービス提供が可能となります。

 

サービスの開始は、12月22日始発便からです。

 

(JR西日本ニュースリリースより)

 

 

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≪事業概要≫

“トンネルなどの人工的な構築物により電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において、移動通信用中継施設などを設置して携帯電話などを利用可能にするなど、電波の適正な利用を確保することを目的として実施されている「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用しての工事です。”

(JR西日本ニュースリリースより)

 

 

≪着々と工事が進み、いよいよ全線完了≫

山陽新幹線内トンネル総延長およそ280km、トンネルの数142か所にも及ぶ改善工事には6年の歳月を要し、いよいよ完成です。

 

JR西日本では、先述のように大手通信キャリア3社との通信環境改善に取り組んでおり、既に、新大阪~新山口駅間および新山口駅~瓜生野トンネル、小倉~博多駅間においてはサービスを開始していますが、残存していた今回の峠山トンネル~厚狭駅および厚狭~小倉駅間工事完了に伴い全線にてサービスが利用できるようになります。

 

新幹線を利用した出張の際、急用時に電話がつながらないときは、かなり肝を冷やしたものですが、今回のサービス開始によって使用が可能となるのはとてもうれしいニュースです。

 

無論、トンネル内でも使用が可能になったとはいえ、携帯電話の使用にはマナーを守って、周りの乗客の迷惑とならないよう注意したいものです。

 

(JR西日本ニュースリリース:https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/12/page_9711.html)

 

 

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