JR西日本では、来る10月16日(日)、博多総合車両所を一般公開し、山陽新幹線の安全性、快適性や環境へのやさしさなどを体感、新幹線に親しんでいただくため「新幹線ふれあいデー」を開催いたします。

JR西日本ニュースリリース:https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/09/page_9204.html

 

山陽新幹線40周年記念に伴い、本年度は3月に一度開催されていましたので、10月の一般公開がどのような形で行われるのか気になっていましたが、例年通り今年も10月に開催されるようです。

福岡県にあるJR西日本 山陽新幹線の博多総合車両所で、年に1度「鉄道の日」に近い休日に合わせて開催される「新幹線ふれあいデー」。

 

楽しいイベントが目白押し、その中に、ひそかに「良いな」と思った企画が!「いろんな新幹線が見られる」という企画では2階建て新幹線「グランドひかり」食堂車の展示もあります。

 

“100系グランドひかり”といえば、JR東海、西日本が1989年から2002年まで運転していた”ひかり”種別の一種です。国鉄分割民営化に伴うJR化後、新型車両であった100系新幹線はすべてJR東海に引き継がれ、JR西日本には0系新幹線のみが在籍していました。

JR西日本としては、山陽新幹線が高速バスや航空機と競合する路線であることから、速達性、快適性で競争力を高めるため通称100N系と呼ばれる、JR西日本独自の100系新幹線を開発したのです。

その編成を用いて運転されたのが、速達タイプのひかり号、「グランドひかり」です。

登場当時、のぞみ号はデビューしていませんから、まさに東海道・山陽新幹線のフラグシップトレインとして君臨。

 

東京~博多の長距離運用を行うグランドひかりはJR東海編成で運用していたひかり号のグリーン車数と合わせるため、2階建て車両を2両増車、一階部分を普通車指定席と売店、2階にグリーン席、食堂車を設定しました。

 

2階建て車両が4両も編成に組み込まれたグランドひかり号、後にも先にもこれほどの貫禄を持ち合わせた新幹線はこれを置いてほかにはないと思います。

 

今回の新幹線ふれあいデーでは、往年のグランドひかり号食堂車も展示(車内に入れるかは定かではありません)されるということで、ひとつ、注目してみても良いのではないでしょうか。

このほか、初代新幹線0系も展示されるということで、一昔前の新幹線たちに会える絶好の機会でもあります。

 

なお、現在、大人気を博している500 TYPE EVA 新幹線も博多総合車両所に来るそうです。2015年は、山陽新幹線全線開業から40周年・エヴァンゲリオンがTV放送開始から20周年という節目の年。この2つの周年を記念してJR西日本では山陽新幹線「こだま」で運用されている500系8両編成を「500 TYPE EVA」としてフル改装し運行しています。2017年3月までの運行予定しており、大変な人気を集めています。イベント当日は、間近で「500 TYPE EVA」を見ることができます。

 

昨日に引き続き、新幹線関連の基地公開記事をお届けしましたが、来月の16日は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

 

■開催日時

平成28年10月16日(日曜日)

午前10時から午後4時まで

 

■開催場所

博多総合車両所(福岡県筑紫郡那珂川町中原東2丁目1-1)

 

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