1966年12月12日、ボンネット特急181系電車を用いて、中央本線・篠ノ井線 新宿~松本間で運転を開始した特急「あずさ」号が、今年、運行開始から50周年を迎えます。JR東日本では、これからも「あずさ」号などの中央線特急電車に親しんでもらえるよう、立川駅などで50周年を記念した各種イベントを開催するとともに、駅構内において記念商品の発売を行います。

 

JR東日本八王子支社ニュースリリース:http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20160915/20160915_info04.pdf

 

特急あずさ。

前述のように、1966年12月12日、新宿~松本間で1日2往復の運転で開始されました。当時の使用車両は国鉄特急型電車の181系。

登場時は10両編成に食堂車を挟む、国鉄時代の特急列車としては標準的な列車でした。

 

運行本数は年々増加。1968年3往復、2年後の70年4往復、72年には5往復へと成長しました。この間、一部列車が大糸線信濃大町まで、72年には白馬まで延長されています。1973年からは、食堂車の設定がない183系・189系へとバトンタッチ。

 

この年、たったワンシーズンだけ「あずさ銀嶺」号という夜行特急も登場しています。銀嶺という名前がつくものの「あずさ」名での夜行列車も設定されたのですね。

 

2001年からはJR東日本の特急型電車E257系の導入が開始。翌年12月にはすべての定期列車がこのE257系電車に統一されました。

また、新宿~松本間で運転される振り子式特急型電車E351系を使用した速達スジの列車を「スーパーあずさ」号として運転しています。

 

さて、イベントの中身ですが、あずさ50周年を記念した今回のイベントは”行き先方向幕”を模した記念ロゴも用意され、イベント期間も様々の場所で長期にわたるなど、大変力の入ったイベントです。

 

各イベント毎で現役のE351系スーパーあずさやE257系、ボンネットタイプの初代あずさ181系、183系、189系の正面イラストをステッカーとした「ありがとう。特急「あずさ」は50周年記念シール」の配布や、10月15日(土)からは、特急あずさ50周年記念スタンプラリーと称して、東京・山梨・長野の各地域の主要駅で実施。すべて集めて応募された中から抽選で50名に「あずさ50周年オリジナルSuicaパスケース」、100名に「あずさ50周年オリジナルマグカップ」が進呈されます。

 

ファミリー向けのイベントとして、10月4日~10日まで八王子駅・12月3日は甲府駅にて中央線をイメージして作られた『プラレール中央線ジオラマ』を展示。特急列車も見どころですが、普通列車の登場も楽しみですね。

 

また、10月15日は、現行のあずさ・かいじ用E257系が、16日には先代のあずさ・かいじに使用されていた189系電車が立川駅ホームに入線。

車内に立ち入ることが可能で、沿線の観光PRや地域の魅力を紹介する催し物が開催されるようです。

 

特急あずさ号、50周年の節目を迎えるにふさわしいイベント。

このほかにも数多くの催しや特典が盛りだくさんですので、ぜひお誘いあわせの上、出向かれてみてはいかがでしょう。

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