JR東日本が来る、来年5月から運行を開始する、豪華クルーズトレイン「TRAN SUITE 四季島」に使用される新型車両「E001形」の一部の落成車両が、昨日24日、報道陣にお披露目されました。

 

 

これまでに見たことのないようなエクステリアデザインに、輝くシャンパンゴールドの車体。

JR九州の「ななつ星」、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」に次いで、いよいよ東日本のクルーズトレインがベールを脱ぎました。

事実上、今までの「寝台列車」の昇華型ともいえるクルーズトレイン、豪華な装いにJR東日本の意気込みを感じるものです。JR各社のクルーズトレインは、これまでななつ星のダークブラウン、トワイライトエクスプレス瑞風の瑞風グリーンと呼ばれる深みのある緑といった、濃い色を基調とする装いでした。

その点今回は、華やかなシャンパンゴールドの車体に身を包んだ四季島用E001形。シルバーのE26系カシオペアとの競演も早く見てみたいものです。

 

なお、「TRAN SUITE 四季島」に使用される「E001形」、形式名も頭文字こそ近年のJR東日本標準の「E」がついているものの、001形とは斬新です。

床下カバーまで取り付けられているためか大変大柄な車体に感じますが、まさに駆動方式も電車とディーゼルのハイブリッド方式で、重量級です。電化区間はもちろん、非電化区間もルートにいられるような設計となっているのですね。

 

今回公開されたのは、青森方先頭車となる10号車と9号車の2両。

先頭10号車は、先ほど公開されたJR西日本 トワイライトエクスプレス瑞風用編成の先頭車も同じように、展望室が設けられている点も特筆できましょう。9号車の側窓は、大小様々のサイズの窓が設けられており、これまた斬新です。

 

E001形は、公開された川崎重工での7両と、総合車両製作所の3両で構成され、デビューまでの試運転を行う、ということです。

実際の走行シーンもまもなくみられるということですね。

豪華クルーズトレイン「TRAN SUITE 四季島」、デビューが楽しみです。

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