熊本電鉄では、去る平成28年11月5日（土）に開催した第1回運転体験が大変好評であったため、12月10日（土）の第2回目から、来年2017年1月21日（土）までの4回に渡って運転体験会を実施します。

第1回目でご参加できなかった方など是非この機会にご参加いただき、5000形電車を自分の手で運転してみませんか？皆様方のご参加お待ちしております。

＜熊本電気鉄道株式会社ニュースリリースより＞

写真引用元：熊本電鉄： http://www.kumamotodentetsu.co.jp/news/%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85.pdf

熊本電鉄 北熊本車庫内およそ100mの構内を実際に運転できる催しで、指導運転士による添乗の元、ドア閉め・発車・停止位置に合わせて停車、運転台交代し往復するという貴重な運転体験です。

＜東急5000系・熊本電鉄5000形について＞

5000形電車は、東京急行電鉄（東急）において1954年から1959年にかけて合計105両の製造された通勤型電車です。

下ぶくれの車体形状にグリーン一色の車体から「カエル」を連想させたため、利用客やファンからは「青ガエル」という愛称で親しまれました。1986年までに東急線上からは全車引退・廃車されたものの1970年代以降、地方の中小私鉄に譲渡され第2の人生を歩むこととなります。

その譲渡先のうちの一社がここ熊本電鉄というわけで、東急からの譲渡後、熊本の地に根差して長年活躍を続けてきました。

この5000形は、今年2月14日に現役ラストランを迎えましたが、すでにほかの譲渡先の5000系は引退した中で一番最後まで運用された記念すべき車両です。

車体の構造上、クーラーが設置できないこと・製造から実に62年を迎えていることから、修繕部品の調達もままならずあえなく引退となった5000形ですが、その後車両は解体されることなく、電鉄は動態保存する方針を明らかにしています。

ワンマン・単行運転のため、運転席の反対側に当たる中間連結面は運転室を設置し、両運転台に改造。東急時代からの愛称・青ガエルと並んで、平面ガエルとも呼ばれました。

＜申し込み＞

くまでんオンラインショップ：http://www.kumadenshop.com/

参加費：10,000円（税込）

11月14日10:00～受付開始