京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)では、おもに京急本線の普通電車として活躍している800形車両1編成が2016年11月13日(日)から、装いを新たに“デビュー当時の塗装”にリバイバルし運行を開始いたします。

京浜急行電鉄ニュースリリースより

京浜急行電鉄ニュースリリースより

京浜急行電鉄ニュースリリース:http://www.keikyu.co.jp/company/news/2016/20161011HP_16133NN.html

 

京浜急行線における普通列車を高加速・急減速、複数扉による車両に置き換えることで、スピードアップ・停車時間を短縮。

ラッシュ時間帯の優等列車の速度向上・到達時間の短縮を目的として1978年12月に登場した京急800型電車は、1986年までの8年間にわたり合計132両が製造された普通列車用通勤型電車です。

 

1979年、京浜急行の車両で唯一となる鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。

 

通勤型車で4扉であるものの片開き4扉というものは、初見なかなか驚くものですが、これは京急独自の考え方によるもので、前照灯一灯式と並んで、700形に引き続き800形までの京急車の標準仕様でした。同時にこれまで伝統的であった京急の伝統を引き継いだのは、当800形が最後となったのです。

 

最初期車の登場から38年が経過しており、老朽化が進行。これに伴い2011年から廃車が開始されており、総勢132両を誇った800形電車も徐々に数を減らしつつあります。

 

引退が近づく同車において、登場当時の側面窓回りの白塗装リバイバルは往時の輝きを彷彿とするものであり、近年の京急車の窓回り白塗装車といえば、新1000形・2100形を連想させるもので、どこか若々しさを感じます。

 

リバイバル塗装車登場に際し、京浜急行では運行開始前日の11月12日に事前募集の180名限定で、久里浜工場車両撮影会や貸し切りイベント列車を運行。

参加者全員にリバイバル塗装を記念したオリジナルピンバッジをプレゼントします。

 

また、運行開始日である11月13日の7時より、翌2017年1月31日まで、京急線金沢文庫駅において「800形リバイバル塗装記念乗車券を1セット1,500円(おひとり様5セットまで)を2,500セット限定で発売します。

 

専用の台紙に、軟券乗車券が4枚セットになっており、特典として800形実車の車両部品が抽選で15名さまに当たる応募はがきが同封されています。

 

なお、貸し切り列車への応募はこちら

京急電鉄ホームページ特設サイトにて応募受付
※ 10月17日(月)10:00から
http://www.keikyu.co.jp/information/cp/keikyu800/

 

引退を控える、京急の”こだわり”を感じる最後の名車、800形。

往年のリバイバル塗装車のお披露目が楽しみです。

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