有料通勤ライナー復活へ、”特急型車両”を購入?(しなの鉄道)
長野県を営業地域とする第3セクター・しなの鉄道は、2017年度中、同社線において”有料通勤ライナー”を運行する方針を示しました。
実現すれば2015年3月に廃止となった、有料通勤ライナーの”復活”です。
通勤ライナーの復活にあたっては、リクライニングシートを装備した有料ライナーに相応しい車両での運行が検討されており、これに合わせた「中古車両」の購入を模索しているといいます。
(信濃毎日新聞より)
<導入されるは果たして”国鉄型車両”か>
優等列車向け車両の中古車となると、JRとの融通の多い”しなの鉄道”だけに国鉄特急型電車に白羽の矢が立つのではないか、と大いに期待させるものです。
と言いますのも、2015年までに運転されていた「しなのサンライズ号」と「しなのサンセット号」は、かつての国鉄急行型電車169系や今も現役で活躍している国鉄特急型電車189系がJR東日本からの貸し出しにより運行されていたからです。
同年3月に189系の貸し出しが終了して以降は、ダイヤ改正にて使用車を普通用車両115系へと変更。
乗車整理券(指定席ではない、着席が保証される乗車券)200円を廃止し、普通乗車券のみで利用できる快速列車へと格下げされました。
近年でいえば、長野電鉄にはJR世代の特急型253系が譲渡されたこともあり、車種選定にはまだ選択の余地があろうものですが、数を減らし行く国鉄型の優等車両が譲渡という形で地に足をつけ、活躍する姿はぜひとも見てみたいです。
(信濃毎日新聞:http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170106/KT170105FTI090001000.php)
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