近年では、豪華寝台特急ですが、北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスといったある意味、最後の寝台列車も廃止されてしまい、古きよき時代の夜行列車は、すでに過去のものとなってしまいました。

今現代も、夜行快速列車ムーンライトながらなど臨時列車や期間列車でわずかながら運転されているものもあります。

先日の、ヘッドマークの話題を書きながら、そういえば、特殊な「寝台列車があったな」と思い出しましたので今日はそのお話。

さかのぼること１９８５年、国際博覧会、つくば科学万博が開催されました。
その盛況ぶりに対し、会場周辺では宿泊施設が不足。
宿泊設備を兼ね、会場への乗客輸送を担ったのが、583系や20系客車を用いて運転された、「エキスポドリーム号」です。

まさに、ホテルの代わりに使われたのが寝台列車なのですね。

土浦駅での客扱い後、土浦駅構内の電留線で一晩停車、翌朝会場近くの「万博中央駅」を結んだのでした。

宿泊を主目的とした運用だったのですが、夜行列車とはいえ、運行距離がおよそ９ｋｍ程度とは。。。（もっとも臨時普通列車という扱いだったかと思いますが・・・）

華やかな列車が取りざたされることが多いですが、こういう超マニアックな列車の話題ってなかなか出てこないですよね。
こういう特殊な列車、ご存知の方いらっしゃいませんか。(^-^)