秋田新幹線こまち、と言いますと未だにピンクの帯が美しいE3系のイメージが強いのですが・・・(笑)

 

秋田新幹線「こまち」は山形新幹線の後に開業した2番目のミニ新幹線で、1997年の秋田新幹線開業に伴い運転を開始しました。

 

列車名の由来とされる「小野小町」は平安時代の女流歌人で、絶世の美女として数々の逸話があるものの、描かれたものは後姿が多く実質、素顔が謎のベールに包まれた伝説的な人物です。

 

E3系当時、ミニ新幹線ゆえに小ぶりな車体と、これまでの新幹線には見られなかったピンクの差し色に、イメージとして語り継がれる「小野小町」が妙にしっくりときており、非常に感心したものです。

 

時は2013年、東北新幹線320km運転実施のために開発されたE6系新幹線は、秋田新幹線「スーパーこまち」としてデビュー。

 

E3系こまちのイメージ新しく、竿灯まつりの提灯の明かりやなまはげの面をイメージした”茜色”とE5系新幹線との協調を現す、“飛雲ホワイト”、“アローシルバー”のラインで成り立っています。

 

E3系時代の”女性らしさ”はなくなった感がありますが、前面の大きな面積を占める茜色が、運転席後部あたりまで伸びているデザインにはこれまで寒色系の多かった新幹線のエクステリアイメージに大きな一石を投じたように思います。

 

ミニ新幹線では、これまで車体幅やサイズの兼ね合いも含めてか、ショートノーズが主流でしたがE5系顔負けの堂々たるロングノーズが、貫禄を醸し出していますね。

 

E6系新幹線は、2013年デビューのこまち、やまびこ、なすので活躍中です。

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