~ゆったり温泉旅しませんか~ ゆふいんの森号 制作閑話

http://www.jrkyushu.co.jp/trains/yufuinnomori/

国内でも有数の温泉地、「湯布院」。
九州の玄関口、博多からリゾート観光列車「ゆふいんの森」号が由布院までを旅情豊かに結びます。

今日は、ゆふいんの森号イラストを描いているうちに、温泉のことで頭がいっぱいになったので、
閑話にでもと思い、皆様に湯布院(由布院)をかじる程度、ご紹介したいと思います。

九州は大分県、由布市に立地する由布院は、
レジャー観光地というより、静かで時がゆっくりと流れる
落ち着きある観光地です。

かつて、観光ブームの到来とともに日本の団体旅行客需要が主体になりつつあった日本の観光産業は、
大型のリゾートホテル、ゲームセンター、歓楽街の構築といった、
全国的に画一的な「温泉リゾート」の建設ラッシュに沸きました。

そういった世の中の流れの中で、由布院は、その規模感・雰囲気が損なわれてしまう可能性のある
観光開発ブームに乗ることはありませんでした。

由布院は、独自の集客方法やコミュニティの構築、由布院が本来持つ自然の豊かさ、
温泉本来の安らぎ、くつろぎの安心感をブランディングとして、町おこしを行い、
お隣の別府温泉に負けずとも劣らない一大ブランドを築き上げたのです。

閑静な温泉街での湯あみを楽しみつつ、
有名な金鱗湖はもちろん、自然散策でぶらついてみるもよし、美術館の観覧もよし・・・
静まり返った由布院の夜は、大人の雰囲気ただようバーで乾杯。

心安らぐ空間がそこにはあります。

たまには都会の喧騒から離れ、
特急ゆふいんの森号に乗って、車窓を楽しみながらゆく、ゆったりとした温泉旅でもいかがですか?

閑話休題、
さて、肝心のゆふいんの森 実車ですが、
実車の写真をいろいろな角度から見ていて、どこか違和感を感じていたのですが、
その違和感、何かがわからなかったのです・・・

今回制作しているキハ72はあまり目立たないのですが、先代のキハ71系が
一緒に写っている写真もあったので、よくよく見ると・・・

前面が「左右非対称」なんですね!

おそらく排煙筒設置の関係かなとは思いますが、イラストを描くまで気づきませんでした(汗

では。

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