今春用のきっぷ、利用期限は4月10日まででしたが、もう夏季用に向けて計画を着々と立てているファンもいらっしゃるのではないでしょうか。。

そういいながら時刻表とにらめっこする時間が一番楽しかったりします。

さて、本日は、２００９年春改正前までムーンライトながらに使用されていた３７３系のイラストを挙げることにします。

３７３系は、１９９５年にＪＲ東海が導入した特急型電車です。

国鉄から継承した１６５系急行型電車の老朽化による置き換えを目指し、特急のみならず、中長距離の下位列車にも使用できるよう万能な車として開発されました。

その３７３系は、特急にも使用できる車格にもかかわらず、かなり新車に近い当時から、ムーンライトながらに導入されたので利用客には歓迎されたのではないでしょうか。

なお、普通列車にも使用できる設計のため、デッキが扉で仕切られておらず、扉近くの座席は真冬、真夏はちょっと過酷だったりします笑

３７３系には、「ムーンライトながら」の専用ＨＭが用意されており、長良川の鵜飼いをイメージした絵柄が描かれています。
種別でいえば、ごくごく一般の快速列車なのにこのようなこだわりがあるのは素敵です。

そのムーンライトながらも、通常期のビジネス利用が減少してしまったため、臨時列車へ降格し、１８きっぷ利用期間に合わせて運転されるようになりました。

現在の運行車両はＪＲ東日本所属の１８５系となっています。

ただ、臨時列車化しても、運行期間が少しずつ短くなったりして、乗れる機会は少なくなりつつあります。

豪華な現代版「動くリゾートホテル」も乗ってみたいなぁ、と羨望のまなざしをもちつつ、昔ながらの「夜行普通列車」も残しておいてほしいですね。