ヘッドマークは優等列車の証!

近年、ほとんど見なくなったのが優等列車の前頭板方式のヘッドマーク。

一昔前の急行や特急列車には必ずと言っていいほど、ヘッドマークか前面愛称方向幕が装着され、「優等列車」としての格式を現していました。(夜行急行銀河牽引のEF65には逆にヘッドマークがついていなくて、モノクラスな感じでそれはそれで好きでしたが。。。)

絵柄の書かれたヘッドマークは、走行線区や愛称の由来となったものがイラストで表現され、一目見て何かが分かるようなデフォルメも味があって好きでした。

愛称の書体も、列車ごとに作られた独特な文字で、列車のアイデンティティなり、 存在感を示しているのもヘッドマークの役目だったと思います。

本日アップした写真は、最近引退した北斗星やカシオペア、トワイライトエクスプレスといった話題の寝台列車と、鉄道史に華々しく歴史を刻んでいるつばめ、さくら、はやぶさ、といった往年の列車が装着していたヘッドマークのイラストです。

これらヘッドマークも時代によって、形状がすこしずつ異なっています。

前述の北斗星やカシオペア、トワイライトのヘッドマークは色鮮やかですが平面的です。
また、絵柄も細かいのも特長です。

ひと時代前にさかのぼり、つばめ、さくら、はやぶさはそれぞれ下地の上に絵柄の切り絵とさらにその上に、切り文字で表現されていて立体的ですね(^-^)

その点デザインはあっさりとシンプルです。

近年の列車では、方向幕ですら装着している車も減り、もっぱらLED式、そもそも愛称表示すらないものも増えてしまって、少々寂しくも感じます。

昔の列車には、車両ごとに号車番号札やサボ差しなどがあり、興味をそそるアイテムがたくさんありました。

効率化という点では、不必要なものかもしれませんが、こういう「非効率」なことの中には魅力的なものが沢山あるのです(^^)/

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