1982年11月15日、大宮～新潟間に上越新幹線が開業してから今年で34年を迎えます。鉄道博物館ではこれを記念して11月12日（土）～11月14日（月）までの3日間 イベントを開催します。

＜鉄道博物館ニュースリリースより＞

1982年に登場、2013年の引退まで、実に31年。東北新幹線・上越新幹線の初代新幹線電車として活躍した200系新幹線。

100系新幹線よりも先に登場したにもかかわらず、200系を名乗るのは、東海道・山陽新幹線に奇数号を、東北・上越新幹線には偶数号を与えるというルールが有ったためです。

先頭形状に0系顔と100系顔の二種類が存在したり、ボディマウント方式を代表とする寒冷地向けの仕様、営業運転において分割併合運転を行うなど、東海道・山陽新幹線では見られないような興味深い車両形式でもありました。

上越新幹線開業から34周年を記念して、鉄道博物館では、展示されている200系新幹線車内において、車内放送装置による上越新幹線の歴史などを紹介する企画を開催します。車内放送には、現役当時実際に使用されていた装置を用いるため、往年の雰囲気を楽しめることでしょう。

１．上越新幹線開業記念イベント

「音で旅する新幹線 ～上越新幹線開業記念バージョン～」

１１月１４日（月）は車内放送実演後に車内改札の実演を行います。

※各日、実演開始時に２００系の気笛吹鳴を行います。

■実 施 日 ２０１６年１１月１２日（土）、１１月１３日（日）、１１月１４日（月）

（１１月１４日（月）のみ、実演後に車内改札の実演を行います）

■実施時刻 １１：００～（所要時間約２０分）

■実施場所 ヒストリーゾーン１階 ２００系新幹線電車車内

■対象年齢 特になし

■受付方法 直接、２００系新幹線電車車内へお越しください。

※混雑状況によって、車内への立ち入りを制限させていただくことがあります。

※ たいへん大きな音で気笛が鳴る場面がありますので、大きな音の苦手なお客さまはご注意ください。

※ １１月１３日（日）、０系新幹線電車のイベント「音で旅する新幹線」はお休みさせていただきます。

２．２００系ピット下展示

２００系新幹線電車のピット下（床下）の展示スペースでは、上越新幹線にまつわる懐かしの写真や、 クイズなどをパネルで紹介します。

■開 催 日 ２０１６年１１月１２日（土）～１１月３０日（水）

■実施場所 ヒストリーゾーン１階 ２００系新幹線電車ピット下展示スペース

画像引用：鉄道博物館ニュースリリースより

＜鉄道博物館ニュースリリース:http://www.railway-museum.jp/news/pdf/20161105_2.pdf＞

＜新幹線　関連記事＞

・幻の”夜行新幹線”計画、実現の可能性は？

・愛称は新幹線へ。北陸特急黄金期「かがやき・きらめき」用485系

・ラストラン。山形新幹線つばさ、さようなら「シルバー色」(L63編成)

・【100N系グランドひかり食堂車の姿もありました！】博多総合車両所、新幹線ふれあいデー！

・【山陽新幹線開業以来”初”】相生～岡山間に新幹線保守基地新設！

・【新幹線試験電車！】300Xを実車内で解説！リニア・鉄道館で。

・【幻の貨物新幹線計画】名残を解体・撤去へ。