485系改造、「ニューなのはな」運転終了&引退へ。
JR東日本 千葉支社では、臨時列車として活躍を続けている485系「ニューなのはな」車両の運転を8月で終了する予定です。
この際、運転終了を記念して房総・伊豆箱根方面に臨時列車を運行するそうです。
JR東日本・びゅうトラベルサービス:https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1605_newnanohana-rinji.pdf
先般、原色・オリジナルな外観の485系電車が6月をもって引退した、という記事をお伝えしました。
485系の中には、オリジナルな外観で最後まで活躍し、引退した車両はこれまでにも数多くありますが中には、内装の更新・変更、外装の大幅な改造を経てジョイフルトレインに変身した車両もいます。
今回、そのうちの1車両である「ニューなのはな」用車両が引退します。
「ニューなのはな」は、先代のお座敷車両165系急行型電車「なのはな」の後継として、485系6両1編成を改造、1998年にデビューしました。
直流区間専用で運転されていた165系と比較すれば、交直両用区間の走れる485系はより広範囲での団体臨時列車として運行できた、という利点があり、お座敷とクロスシートの両方を使用できる構造は、列車利用客に親しまれました。
▼先代の「なのはな」165系急行型電車
運転終了に伴う、今回の旅行商品では、記念ピンバッジや専用掛け紙のお弁当が特典。
いすみ鉄道や銚子電鉄線に乗車できるプランもあります。
見た目も、中身も、往年の国鉄485系の面影は残っていませんが、いよいよ最後の活躍となる「ニューなのはな」。
第2の人生もお疲れ様でした。
車両は、2016年8月いっぱいで運転を終了する予定です。
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