東武鉄道では、日光・鬼怒川地区において蒸気機関車・SL「大樹」(C11形207号機)の復活運転に向けて準備を進めていますが、この度、営業運転開始日を2017年8月10日(木)に決定したことを発表しました。

 

当年度では、土曜休日を中心におよそ100日の運転を予定、下今市駅~鬼怒川温泉駅間を1日3往復します。

 

(東武鉄道ニュースリリースより)

 

 

各地から”主役”・”名脇役”が集合!

当SL復活運転を行うにあたり、東武鉄道では主役となるC11-207号機をJR北海道より借り受けた他、車掌車はJR西日本・JR貨物より、客車はJR四国に所属していた12系と14系客車を合計6両、補機としてディーゼル機関車DE10をJR東日本より購入しました。

東武鉄道プレスより

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東武鉄道プレスより

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東武鉄道プレスより

東武鉄道プレスより

 

 

11

 

 

さながら国鉄時代のSL列車をほうふつとするもので、まさかこれを日本の”私鉄”が手掛けるものとは思えない力の入れようです。

 

 

転車台・SL検修庫も設置

SLは、その形状から前進・後進が可能な構造ではありつつ、転車台によって方向変換し列車の先頭へと立ちます。

 

東武鉄道には、現在方向変換する必要のある車両は存在しないため転車台もありません。

 

しかしながら、今回のSL復活運転に際しては、車両の導入のみならず、それに伴う設備の設置も行われることとなりました。

 

JR西日本が所有していた転車台の譲渡を受け、設置に向け整備を行っている最中です。

 

同時に、車両の検修や整備を行うため2016年7月には、南栗橋車両管区内に”南栗橋SL検修庫”を新設しています。

 

 

運転概要について

(1)営業運転開始日 2017年8月10日(木)
(2)運転予定区 間 東武鬼怒川線 下今市~鬼怒川温泉間12.4km
(3)所要時 間 約35分/片道
(4)2017年度運転日数 土休日を中心に約100日(1日3往復)を予定

 

 

2017年、まさしく日本鉄道史においてビッグニュースとなるであろう、東武鉄道のSL復活運転。

運転開始を待ち遠しく思います。

 

(東武鉄道:http://www.tobu.co.jp/file/pdf/7bf111d6f69b03dc6942d94a799be133/170118-2.pdf?date=20170118121622

 

 

 

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