世界に羽ばたく新幹線”インド”へ 日本方式で2023年完成
日本とインド両政府が、日本の新幹線方式が採用されたインド高速鉄道計画について2018年に着工し、2023年に完成させることで合意する見通しとなりました。日本政府が進める「パッケージ型インフラ輸出」の新幹線分野の目玉案件で、具体的な工期が初めて決まります。
<朝日新聞デジタルより>
2014年、インド人民党が掲げる高速鉄道建設の公約は、総選挙において勝利したことから”チェンナイ・デリー・コルカタ・ムンバイ”の”四大都市”を結ぶ路線網建設へと向けて動き出しました。
今回、日本の新幹線方式を採用することとなる”インド新幹線”は、ムンバイ~アフマダーバード間の約500kmを結ぶ路線となる予定です。
日本が輸出するのは、新幹線方式のインフラ整備のみならず、開業後の運営ノウハウなども包括的に提供するパッケージ型とし、インド国有鉄道職員約4,000人を現地および日本で育成します。
世界初、210km/h運転を達成した日本の新幹線は、1964年の東海道新幹線開業以来、長年に渡る技術力の醸成、安全性向上に対する研究・実践が、今日の”安全神話”を作り上げてきました。
完璧なインフラ整備とシステムだけが、この世界に通用する”新幹線”を守ってきたわけではなく、そこに携わる職員の意識、知識、危機管理が52年の信頼と実績を積んできた、と言っても過言ではありません。
このパッケージでの”輸出”が、安心・安全の高速鉄道を創造し、実現・運用する基礎だと申せましょう。
実際に輸出される車両も、どのようなデザインになるのか興味のわくところです。
新幹線の輸出第1号となった”台湾新幹線”に続く、”インド新幹線”。
世界に羽ばたく、誇り高き新幹線の活躍に期待です。
<朝日新聞デジタル:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000007-asahi-int>
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