JR東日本では春の増発列車を発表しましたが、秋田支社では、懐かしの電気機関車と旧型客車による「ELあきた号」及びディーゼル機関車と旧型客車の「DLあきた号」を運転します。

 

“秋田県春の大型観光キャンペーン”クロージングに合わせて運転される、ELあきた号・DLあきた号。

 

ELあきた号においては、奥羽本線 秋田駅~横手駅間を走るのは2015年10月のレトロこまち号以来となります。

 

運転日は、6月24日(日)・25日(月)です。

 

 

昔は普通列車も「客車」

今日の”普通列車”といえば、機動性に優れる”電車”や”ディーゼルカー”が主流であり、同時に普通列車と聞けばこれら車種を思い浮かべることでしょう。

 

近年までの客車列車=優等列車という図式は、かつてのブルートレイン、北斗星やトワイライトエクスプレス、カシオペアに代表される豪華寝台特急のイメージが強いため、とも言えるわけです。

 

昔の普通列車を語るうえで思い出されるのは”客車列車”のこと。

 

さかのぼること1980年代、奥羽本線や東北本線にあっては、旧型客車と機関車による中・長距離客車列車は”あたりまえの光景”であり、それはJR化後の90年代に入っても後継の50系客車による”普通客車列車”が見られたものでした。

 

交流電化区間の存在する東北地方では、国鉄の財政難により交流型電車の両数が不足しており、電化してあるにもかかわらず客車列車やディーゼルカーによる運行が行われていたものです。

 

ED75やDD51ディーゼル機関車に牽引される列車は、時に10両ほどの長編成を組み、それは堂々たる列車でもありました。

 

短編成の物では、3両や4両編成を組む列車もあり、機関車にトコトコと牽かれる客レもまた愛らしいものでした。

 

 

(JR東日本秋田支社春の増発列車:http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20170120-5.pdf)

 

 

 

 

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