みなさんこんにちは!

 

今回は過去に制作した作品紹介と、制作再開後のレイアウト制作を紹介していきます。

 

 

 

過去の作品①

私が小学校6年生の時に初めて制作したレイアウトです。

 

フロア運転のときに、組み込めるように設計しました。

 

基盤は5㎜厚程の発泡スチロールで、山の基礎は廃材の発泡スチロルと新聞紙、地面は百均の紙粘土とリーズナブルな材料を多用しています。
他にもアクリル絵の具、サンドペーパー(舗装道路表現用)、人工芝(田んぼ表現用)、など様な材料を百均で調達しました。

 

しかし、資金が少ない中でも工夫次第でいくらでもリアルに作ることはできます。

 

例えば、山の斜面は、何色もの色を使い、地層が露わになった崖や、岩場を表現しました。

 

また、前述のように舗装道路をサンドペーパーで表現したことで、つるつるになりすぎず、ざらざらした舗装面を表現しました。

 

トミックス製の標識セット(警笛吹鳴標識、)や、カトー製のガードレールなど、ちょっとした小物もいいアクセントになりました。
しかし、このレイアウトは平らな面の上に嵩上げしているうえ、接合部がかくかくしているためかなり不自然な地形になってしまいました。

 

この反省は、今回のレイアウト制作に活かされています。

 

 

 

 

過去の作品②

駅前の風景を再現したジオラマです。

 

2013年の夏ごろに制作を開始、その後ほぼ2か月でおおよその形が完成しました。

 

モデルは西鉄大橋駅東口です。

 

車線数を減らすなど全体的に小さめにデフォルメしていますが、バスロータリーの降車場・乗り場、タクシープールの配置は実物と同様です。

 

このジオラマでは、道路の表現にターナー塗料製グレインペイントという水性アクリル塗料を使用しています。

 

これは砂状のものが塗料に混ぜてあり、塗るだけでざらついた質感を表現できるという優れものです。

 

道路表記を再現するために、一旦道路全体を白に塗装した後、白線や標識部分をマスキングして、グレインペイントのグレーで塗装しました。

 

歩道部分は紙粘土で作り、アクリル絵の具で塗装しました。

 

バス停の屋根はカトーのジオタウン用のものと、ジオコレのものを使用しています。

 

建物はすべてカトー製、トミーテック製の既製品利用ですが、すべて墨入れとドライブラシを施しています。

 

また、駅前広場にカトー製ユニトラック248mm直線線路を埋め込み、車両を展示できるようにしています。

 

(この時の技法が今回のレイアウトの紙粘土製併用軌道+踏切制作に生かされています)

 

今回のレイアウトではあまり都会的要素(大通り、ビルなど)は入れませんでしたが、今後より大きなレイアウトを作る際に役立ちそうなスキルを得ることが出来ました。

 

 

 

 

 

再開後の作業①

今年の2月に制作再開した後、制作した箇所の紹介をしていきます。

 

まず、地形面の改良から取り掛かりました。

 

山は当初取り外し式にする予定だったのですが、接合部を自然につなげるのが難しいため、固定して、トンネル内のメンテナンス用の穴は側面に開けることにしました。

 

山の上部の固定と同時に、川岸と山の斜面を自然につなげる工事も行いました。

 

また、レイアウトの左隅の海の部分も未着手でした。

 

まず護岸壁を紙粘土で作り、アクリル絵の具で塗装、海の表面はプラスターを塗って、さざ波上にすることで表現しました。

 

そして青色で塗装した後(単色ではなく、深さによってグラデーションにするとリアルです)、木工ボンドの原液を表面に塗って乾燥させると、透明感あふれる海の完成です。木工ボンドを塗る際にテトラポッド、石も接着し、海岸を表現しました。
その他、道路や建物、地形の隙間や不自然な段差を紙粘土で修正しました。

 

いずれの箇所も完全に乾燥した後、周りの色にあわせて再塗装を行いました。

 

 

 

 

 

終わりに

次回は制作再開後の制作の続きです。

 

また、余裕があれば車両紹介も行いたいと思います。

 

おそらく、次回まででレイアウトの現在出来上がっているところまでを紹介し終わると思います。

 

実は、現在やや工事のペースが落ちているため、更新が滞りがちになると思いますが、気長にお待ちいただければ幸いです。

 

ではまた次回お会いしましょう!

 

連載

【連載】Nゲージ本格小型レイアウトに挑戦!《vol.4》(寄稿:九州大学鉄道研究同好会会員 けちゃっぷ)

【連載】Nゲージ本格小型レイアウトに挑戦!《vol.3》(寄稿:九州大学鉄道研究同好会会員 けちゃっぷ)

【連載】Nゲージ本格小型レイアウトに挑戦!《vol.2》(寄稿:九州大学鉄道研究同好会会員 けちゃっぷ)

【連載】Nゲージ本格小型レイアウトに挑戦!《vol.1》(寄稿:九州大学鉄道研究同好会会員 けちゃっぷ)

【連載】Nゲージ本格小型レイアウトに挑戦!《vol.5》(寄稿:九州大学鉄道研究同好会会員 けちゃっぷ)

 

 

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