新しい時代の”荷物電車”北越急行!
新しい時代の”荷物電車”北越急行!
“荷物電車”。
かつての国鉄時代、新聞輸送や手荷物郵便物輸送の主役は鉄道にありました。
113系や115系、165系電車を相棒として活躍した143系は、車体こそ小柄で、大柄な113系などの先頭に立つ姿は、愛らしく、時に牽かれるときには、かわいらしくもありました。
鉄道小荷物制度の廃止に伴って、お役御免になったものの、現在は車両基地のけん引車として第2の人生を歩んでいます。
さて、少々話をそらしてしまいましたが、かつての光景であった”荷物電車”が北越急行と佐川急便の協業で、現代に復活しようとしています。
佐川急便の営業所同士を、これまでのトラックだけで結ぶのではなく、一部区間において北越急行線を活用。
“貨客混載”列車としてダイヤを組むことで、鉄道としての地域輸送を担いながら、荷物も運ぶという一石二鳥の取り組みを行うのです。
かつて、高速道路網の発達によるトラック輸送が台頭し、鉄道小荷物制度は廃れていく存在になりましたが、場所を絞って、土地、地域に合わせた輸送手段として再注目された”荷物電車”。
渋滞に巻き込まれることなく、速達性を確保し定時性にも優れている。
環境にも優しい。
さらには、地方鉄道の旅客収入減を補う輸送余力の活用という面もあります。
新しい時代に荷物電車輸送のカタチが見えてくるのかもしれません。
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