時は１９６５年、国鉄特急型電車の標準として登場した４８５系は、登場以来、交直両用の機能を活かしながら、日本全国で特急電車として活躍した名車です。

近年では、ジョイフルトレインに改造されたり、カラーリングを地域色に塗り替えられたりして活躍を続けていましたが、いよいよ、オリジナルカラーである”国鉄色”が今度の6月をもって引退となるのです。

先般、JR西日本の381系特急電車が国鉄色として引退したばかりで、もう少し、国鉄リバイバルを楽しめるものかと思っていましたが、特急として歩んだ走行距離や車齢に打ち勝つことはできず最後の時を迎えようとしています。

いよいよこの世代の特急型電車も、一つの時代を終えようとしていますね(>_<)
485系は、本州のみならず、1500番台が北海道向けに制作され、四国を除く全国で走行した珍しい車両です。（もちろん、本州向けだった車両なので、東北の越冬で複数回の耐用試験が行われたもののさまざまな問題にぶち当たったようです）
クリームとレッドのツートンが、特急の標準であったことは過去のものになってしまうのはどこか寂しく。

できることならば、過去に存在した地域色（きらめきや雷鳥、ひたちなど）も似合っていたので、見てみたいですが・・・
寂しいことですが、6月までのラストランを無事見届けましょう(^O^)
国鉄特急の雄。

永遠なれ！