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今回はキハ58が主役 エンジン復活、転車台実演も(津山まなびの鉄道館)
JR西日本岡山支社は、津山市・公益社団法人津山市観光協会と連携し、ゴールデンウィークイベント「扇形こどもまつり」を開催いたします。
(JR西日本ニュースリリースより)
急行型気動車キハ58・28が登場!
津山まなびの鉄道館に保存されているディーゼル機関車や気動車たち。
時が過ぎるにつれ、その歴史的価値はより増しているのですが、この度、同館のゴールディンウィークイベントで国鉄時代、一時代を築いた急行型気動車「キハ58・キハ28」がメインキャストとして登場します。
キハ58 急行型気動車 概説
1961年、日本国有鉄道が開発した急行型気動車、キハ58系。
1950年代、国鉄においては10系客車が初となるセミモノコックボデーの採用による軽量化を参考に製造されたキハ55系が居住性・動力性能の改善で成功を収めており、こののち、気動車による準急列車が全国に展開・増発されました。
それらの成功が蒸気機関車牽引による急行列車も気動車へと置き換える方向へと進むことになります。
この急行列車の気動車化に際し、準急用であるキハ55では接客設備等で見劣りする部分を見直し、再設計、”急行型気動車”として登場したのが、キハ58系です。
1961年から1969年までの8年間にわたり大量増備され、全国に配備、導入当初から急行列車に充当・活躍しました。
グループの総生産数は、1,823両。
日本のディーゼルカー生産数としては、いまだこれを抜くものはありません。
現在も広く活躍中の大所帯を構えるキハ40ですら、総生産量は888両です。
北海道向けのキハ56、横軽対策車であるキハ57ほか、1エンジン仕様のキハ28、郵便車両まで多岐にわたるバリエーションが存在し、文字通り、気動車急行の黄金期を彩った名形式です。
1960年代にあっては、蒸気機関車牽引による列車の退役を進め、無煙化を促進。
居住性の向上とともに、スピードアップを果たし、全国の気動車急行列車網を築き上げました。
この度の津山まなびの鉄道館では、キハ58のエンジン”DMH17H”を実際に始動。
アイドリングではありますが、往年のディーゼルエンジンの音色に聞き入ってしまうでしょう。
津山まなびの鉄道館 イベント概要
【1】開催期間
2017年4月29日(土・祝日)から5月7日(日)まで
【2】開催場所
津山まなびの鉄道館
津山まなびの鉄道館 車両イベント
【1】収蔵車両の頭出し
キハ28、DF50、DD51の3両を扇形車庫から”頭出し”。猛々しい国鉄型車両の迫力をお楽しみ頂けます。
【2】車内見学
各日10:00~14:00まで
頭出しを行うキハ28の車内(一部)を見学可能。
【3】転車台実演及びエンジン復活
キハ58車両を転車台に搭載、同車両のエンジンをかけ実演を行います。
(5月3日~5日 12:00~,15:00~)
詳しいイベント情報は⇒こちら
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