既出ではありますが、いよいよ415系1500番台（ステンレス車）が
JR東日本　常磐線、水戸線から撤退・引退してしまいます(>_<)
いわゆる211系顔の1500番台車ですが、鋼製車との混結、中間車組み込みのいで立ちは、大いにマニア心をくすぐったものです。

415系鋼製車が113系、ステンレス車が211系だと置き換えれば、
113系と211系は走行の協調ができず、非常時を除いて混結走行はできなかったのですから、
同形式ながら見た目全く違うこの2編成が連結して走行するのはとかく「妙な電車」でした。

先頭車に2階建てのダブルデッカー車、たった1両の1901もインパクト大の珍車で、
平凡な近郊型電車にしてはそれなりにバラエティーに富んだ形式でした。

交直両用車と直流車という根本に決定的違いがある211系と415系1500番台ですが、
どこか趣味的要素を1500番台に強く感じた感じたのはそのせいでしょうか。

東日本から引退しても、113系を改造した西日本の415系800番台、九州では、本州乗り入れ用に鋼製車とステンレス車が健在で、当分活躍してくれそうですが、九州では蓄電池車の開発も進んでおり今後の動向から目が離せません！

▽JR東日本　水戸支社のプレス
http://www.jrmito.com/press/151218/press_02.pdf