http://www.jrmito.com/press/160525/press_01.pdf

3月に定期運用を離脱した後の大きな動きになりますが、いよいよこれが事実上の引退になろうかと思います。

交直両用近郊型電車として登場した415系は、1986年のモデルチェンジで1500番台へ。
211系に準じた車体・前面仕様となり性能はそのままに近代的なデザインに変わりました。

そのため、これまでの鋼製車との混結や中間への組み込みなど多彩なバリエーションで楽しませてくれました。

この臨時列車では、乗車した記念に、「記念乗車証」が配布されますが、この乗車証、よく見ると、先頭車でダブルデッカーの１９０１号車が入っているんですよ♪

１９０１といえば、常磐線に1両だけ試作導入された車で、ラッシュ時の着席率向上を目的に制作されましたが、先頭車であること、乗降口が片側2扉しかないことなどからラッシュ時の運用には向かず、結局1両のみの試作に終わり停車駅が少なく運用に支障が出にくい通勤快速などで現役時代を過ごした特殊な車です。

まさか、記念乗車証に、３００番台と旧国鉄色のローズピンクとともに並ぶとは思いませんでした(^-^)

さらに記念弁当の表紙に掲載される415系は運転席、助手席窓上のブラックアウト処理の部分がいわゆる「日焼け」車（正確には日焼けではない）の写真で図らずともファン、マニアの心をくすぐる写真となっています(笑)

ＪＲ西日本、ＪＲ九州ではいまだ現役で走っていますが、東日本からは完全撤退となります(>_<)

今回の臨時団体列車、申し込み受け付けは、本日26日（木）14時から！

ご都合の合う方は、東日本最後の４１５系を堪能されてはいかがですか。