鉄道友の会が主催する、毎年日本国内において前年に営業運転を開始した鉄道車両の中から、特に優秀と認めた車両に対し授与する「ブルーリボン賞」をJR九州のBEC819系電車が受賞しました。

 

BEC819系は現在、筑豊本線/篠栗線で活躍している車両で、電化区間は電車として、非電化区間は電化区間の走行中に貯めた蓄電池で走る、次世代の車両として注目を集めている車両です。

 

BEC819系とは

車両コンセプトは「人と地球の未来にやさしい次世代型車両」であり、架線のある電化区間においては交流電車としてパンタグラフから電気エネルギーを取り入れて走行(架線走行モード)し、架線の無い非電化区間においては車両に搭載した主回路蓄電池に蓄えた電気エネルギーによって走行(蓄電池走行モード)します。
気動車から電車システムに置き換わることによりエンジンの騒音・振動・排気ガスがなくなり、動力費およびメンテナンス費用の削減、回生ブレーキによる電気エネルギーの再利用等、環境負荷の低減に大きく寄与し、電車になることで沿線イメージ向上などの効果も期待される車両として受賞しました。
(JR九州説明より抜粋)

 

編成は2両編成で、すでに先行車1編成が昨年10月から、量産の6編成が2017年3月から運行開始しています。

 

 

JR九州では4回目の受賞!

なお、BEC819系の鉄道友の会・ブルーリボン賞は、同社発足後787系/883系/885系に続く、実に4回目の受賞です。

 

また、一般型の車両としての受賞は、初めてとなります。

 

(JR九州ニュースリリースより:http://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2017/05/24/HP819denchajyushou_1.pdf

 

 

これまでの受賞車両

787系電車

 

 

883系電車

 

 

885系電車

 

 

 

 

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