さようなら、東海の国鉄型気動車!
新天地でも末永くお元気で!
さようなら、東海の国鉄型気動車!
去る3月26日のダイヤ改正で引退した、キハ40系、キハ11ですが、これらの引退は、ただ単に、「古い気動車たちの引退」という言葉で片付けられるものではなくJR東海から国鉄型気動車が全車引退する、という鉄道ファンにとって一大事なことなのです。
まだまだ全国において、粘り強く活躍し続ける国鉄型車両は、たくさんいますが、少なくともこのたび、東海地区からは国鉄型気動車が撤退する。という大きな出来事です。
東海では、これらの車両の代替として、キハ25という新型気動車が導入されます。山間部を走行するこれらの列車は、これまで「獣害」という、シカなどの動物と衝突する事故に悩まされてきました。
衝突したら、現場の安全確認のための一旦停止と機器類の保安確認で、列車のダイヤに乱れが出ていました。
新しいキハ25には、シカ対策として、スカート部分にやわらかいクッションを取り付け、万一シカと衝撃してもやさしくはねのけてあげられる、という機能を備えており、動物たちにとって、ありがたい車両となります。
もちろん現場の安全確認は必要になりますが、動物たちの命が一つでも助かるのなら良いことです。
また、引退したキハ40やキハ11も引退しただけで、厳密には廃車にはなりません(一部廃車になるのでしょうか??)
ミャンマーという新しい新天地で、これらの車両は、新車同然のように温かく迎えられ、現地の人々に愛されながらこれからも活躍し続けるのです。
末永く見守っていきたいものですね。
ありがとうキハ40、キハ11。
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