2016年、国民の祝日に”山の日”が新たに登場してから今年で2年目。

 

JR東日本 高崎支社は、2017年も、この祝日・山の日に合わせて、快速「山の日 谷川岳号」を上野~土合間で運転します。

 

当日は、谷川岳周辺にてみなかみ町、みなかみ町観光協会、谷川岳エコツーリズム推進協議会等による山の日イベントを開催します。

 

ぜひこの機会に、ご家族・お友達をお誘いあわせの上、快速「山の日 谷川岳号」で谷川岳エリアと各種イベントをお楽しみください。

 

(JR東日本 高崎支社より)

 

 

快速「山の日 谷川岳号」運行概要

【1】運転日

8月11日(金・祝)運転ダイヤ

 

行き:

上野 7:03発⇒大宮 7:29発⇒熊谷 7:59発⇒高崎 8:31発⇒水上 9:23着⇒土合 9:32着

 

帰り:

土合 14:26発⇒水上 14:39発⇒高崎 15:36着⇒熊谷 16:16着⇒大宮 16:55着⇒上野 17:26着

 

※主要駅の到着・発車時刻です。

このほかに、赤羽・浦和・上尾・桶川・北本・鴻巣・深谷・本庄・新前橋・渋川・沼田に停車します。

 

※全車指定席です。指定席は、乗車券のほかに指定席券が必要です。

 

 

【2】乗車料金

乗車区間の乗車券+指定席券(520円)子供半額

 

 

【3】おもてなし

車内:エコツーリズムパンフレット/エコツーストラップ/谷川岳ロープウェイ割引券のプレゼント

土合駅:ぐんまちゃん/おいでちゃんによるお出迎え

 

 

他、山の日関連イベントの詳細は、こちら

 

 

 

185系電車の象徴、”新特急”

先般、JR東日本から”特急踊り子号撤退”が発表され、国鉄型として最後の特急形式である185系の完全引退が現実味を帯びてきています。

 

こういった中、臨時列車や団体列車として活躍を見せる185系ですが、この車両は国鉄時代において、特急と普通列車の両方に使用できる汎用形式として、意欲的な設計コンセプトのもとに誕生した経緯を持ちます。

 

以前、185系電車の紹介で掲載した内容ですが、こちらでももう一度ご紹介しましょう。

 

 

 

1985年3月ダイヤ改正以前、東北本線・高崎線を中心とした線区において、それまで165系急行型電車で運行されていた列車を185系に変更の上、特急列車に格上げした列車を”新特急”と言います。

 

“新特急”は”種別”ではなく、列車愛称としての一部ではありますが、わざわざ”新特急”としたのには、国鉄として新しい取り組みを行った列車であることと、185系の性格が反映されたから、と申せましょう。

 

なぜ”特急”にしても”新特急”となったのかについては、車両の座席構成として自由席を中心とした配置となったことに加え、定期券利用者でも別に特急券を購入することで列車に乗ることができたこと、停車駅が増加したことなど、特急と言う優等列車に”手軽さ”が追加されたものとなったからです。

 

投入された185系は従来の特急形式と一般形式の折衷的な車両で、そもそも車両の設備面においては急行型車両のボックスシートを転換クロスシートに変更した程度であり、”特急”と言うこともできるが、”急行”と言うこともできる車両でした。

 

言うなれば、もし185系が登場した時代に、まだまだ”急行”が幅を利かせていたならば、”急行型電車”として登場してもおかしくなかったかもしれません。

 

それまでの”格式ある国鉄特急”から通勤通学需要も見越した優等列車としての形を模索する中で、お手軽な特急列車、ちょうどよい車両としてうまく当てはまったのだといえます。

 

正面の”特急エンブレム”がそれまでの特急形式と比較して、気持ち小さくなったのは、それを現しているのかもしれません。

 

そうなると、わざわざ”新特急”という愛称でなくても、急行でいいのでは・・・、という疑問もわいてきますが、それは、1981年、先に登場していた特急「踊り子」に185系が投入されていたから。

 

既に特急として運行されている車両を、急行として運転するには無理がありました。

 

185系の代名詞ともいえる”新特急”はその後、2002年12月のダイヤ改正で呼称廃止、過去のものとなっています。

 

 

 

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