国電に代わる名称E電??が決まった日。
国電に代わる名称E電??が決まった日。
29年前の今日は、日本国有鉄道の略として、利用者に親しまれた「国電」という愛称が「E電」に代わった日、です。
http://j-town.net/tokyo/news/localnews/224232.html?p=all
さて、そもそもE電とはなにか?
時たま、様々の文献やwebで見かけることはありましたが何のことかよくわからず、恥ずかしながら、103系や205系といった新性能電車のことかと思っていました(*_*)
E電、もともとの「国電」は首都圏の近距離電車についてつけられた愛称です。
正式には、電車特定区間を指し示しているのですが、厳密にはそこはあいまいで、いかにも東京国鉄電車の「愛称」としての意味合いを持っていました。
首都圏以外のところでは、「国鉄」や「汽車」と呼ばれていました。(余談ですが地域によっては国鉄の「汽車」に対し、私鉄を急行電車と呼んだりしていました)
87年、日本国有鉄道の分割民営化に伴うJR発足に際し、”国鉄電車”でなくなることから、新しい愛称として決定したのが「E電」なのです。
しかし、このE電。
一般に普及することなく、”JR”や路線名が定着してしまい、言葉としてはJR東日本が正式に呼称する以外では使われることありませんが、いまだにJR駅の一部表示やお知らせで
E電やE電線と使われているようです(^O^)
知らなかった人、「E電て書いてあるけどなんだろう?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
発足した当時のJR関係者は、私鉄すらも、京急、小田急、営団などと漢字で呼ばれているのに、まさか”JR”という言葉がなじんで、使われるとはつゆにも思っていなかったのか
も知れませんね(^O^)
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