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国産初の入替用機関車DD13トップナンバー 鉄道博物館で展示
2018年夏の新館オープンに向けて工事を実施中の鉄道博物館は、本館リニューアルの第1弾企画として、DD13形ディーゼル機関車を、3月18日(土)より鉄道博物館敷地内にて展示します。
このDD13形ディーゼル機関車は、鉄道博物館における展示場所の整備を行うために、一時的にJR東日本・大宮総合車両センターに預け、保管されていたもので、2月25日(土)には、同車両を同館に搬入する予定です。
なお、搬入の様子は、お客様にもご覧いただけるということです。
(鉄道博物館ニュースリリースより)
DD13形ディーゼル機関車とは
1958年から67年までの9年間にわたり、合計416両の製造されたDD13形は国鉄が開発した車両入れ替え作業用として導入したディーゼル機関車です。
それまで外国製の機関車が主翼を担っていた国鉄にあっては、それら車両の両数が少ないことに加え入替用途車両としての出力が不足していたことから、動力近代化計画の一環として次世代の入替用機関車を計画するに至ります。
エンジンが外国メーカーライセンス品ではあるものの、国鉄のディーゼル機関車として初めて本格的に生産されたDF50形に続き、入替用のディーゼル機関車として登場したのがDD13形です。
前頭部に前照灯1灯を設置していた前期型と、シールドビーム2灯化された後期型とでは外見上も良くわかる違いのほかに、エンジン出力の変更や外装塗装も変更されるなど合計416両という大所帯の中にも多数のバリエーションが存在する車両です。
登場時から専ら入替運転や貨物支線で使用され、一部支線において旅客列車の牽引や貨物列車を率いた実績は持ちますが、本来の用途からして華やかな活躍とは無縁なまさに”縁の下の力持ち”的存在だったといえます。
こののち、国鉄における貨物列車の減少やヤード、貨物支線の廃止が進むにつれ、用途に余剰の発生したDD13形は、JR化後新幹線路線用に改造された912形を除きすべて廃車・引退しています。
鉄道博物館への搬入について
実施日時:2017年2月25日(土) 10時頃から30分程度
搬入場所:鉄博ホール横
見学方法: パークゾーンより、入館料のみでご見学いただけます。
展示開始について
開始日時:2017年3月18日(土)10:00
展示場所:鉄博ホール横 ※キハ11形式気動車と前後に並べて展示いたします。
展示方法:車両周囲からご見学いただけます。運転室等、車内の見学はできません。
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