今日は、久しぶりの”もしもシリーズ”をお届けします。

お題は、”もしも上越新幹線に導入されるE7系が東北・上越新幹線伝統色を踏襲したら・・・”。

先ごろお届けした200系リニューアル編成の復活国鉄色写真紹介で、いつもご覧頂いているユーザーの方から、E7系が200系の塗装にならないかな～。というコメントを頂きました。

東北・上越新幹線と言えば、西の”青”と並んで浮かんでくる色、”緑”。

それをヒントに、E7系のアクセントカラーを”緑”にかえたらどうなるだろう？と思い、イラストを描いてみました。

最初は、200系の纏っていたソリッドな緑のイラストを描きましたが、E5系新幹線の”常盤グリーン”も、東北・上越新幹線の伝統色を踏襲したものであることから、2色を展開してみました。

200系リニューアル車両の復活国鉄色

E7系 上越新幹線 進出

JR東日本は去る2017年4月4日、上越新幹線における次期新幹線車両にE7系新幹線電車を導入する、と発表。

2018年度より順次投入されることとなりました。

現在運行中の2階建て車両E4系を置き代えたのち、上越新幹線は新型のE7系・E2系のみでの運行となるのです。

JR東日本からの公式プレスによると、導入されるE7系は、現在北陸新幹線を中心に活躍するE7系新幹線電車と”同一仕様”の車両としていますが、この際”車体塗装”までは触れられておらず、上越新幹線向けにどのような装いとなるのか？気になる点でしょう。

さようなら 2階建て新幹線E4系

E7系のブルーは”北陸新幹線の沿線に広がる空”

JR東日本のE7系車両説明によると、エクステリアデザインに採用された3つのカラーは、空色・銅色・アイボリーホワイトとなっており、空色は”北陸新幹線の沿線に広がる空の青さを表現”と表記されています。

その他の2色については”日本の和”をイメージしたカラー選定であり、”北陸”を現す意味でのカラーとなると”ブルー”がそれに該当します。

ブルーが美しい、E7系新幹線

東北・上越新幹線の伝統色、”緑”

今回、上越新幹線に導入されるE7系のアクセントカラーである”ブルー”を、もし東北・上越新幹線が伝統としてきた”緑”にしてみたら？

200系に始まる伝統色と、それをブラッシュアップしたE5系の常盤グリーン。

なんだか、往年東北・上越新幹線が還ってきたような感覚になり、懐かしくも思えます。

寒い地域を走る新幹線であることから「雪解けの新芽の色」をイメージしたといわれる緑。

同新幹線を保有するJR東日本のコーポレートカラー、奇しくも”緑”です。

こうして、特に常盤グリーンを纏ったE7系は、実際に実現してしまうのではないかと思うほど違和感はないように思えます。

読者の皆様、今度上越新幹線に新入りするE7系、カラーリングはどのような装いになると思いますか。

伝統色の常盤グリーンを纏うE5系新幹線

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