時速500km/hを体験、超電導リニア高速走行体験募集中(JR東海・平成29年第2回)
JR東海では、山梨リニア実験線において、”リニア中央新幹線”へと向けて開発・研修の進んでいる「超電導リニア」の体験乗車を実施します。
時速500km/hという、超高速度運転をいち早く体験できるこの機会に、ぜひ申し込んでみませんか。
体験乗車は応募多数が予想されますので、抽選制となります。
申し込みは、2017年5月25日(本日)より募集しています。
超電導リニア体験乗車実施 概要
開催日スケジュール
募集期間
平成29年5月25日(木)10:00~6月21日(水)23:59まで
集合場所
山梨実験センター(山梨県都留市小形山271-2)
体験時間
受付開始から解散(現地解散)までは概ね2時間を予定
超電導リニアとは
鉄道総合技術研究所とJR東海により開発が進められている、磁気浮上式リニアモーターカー、”超電導リニア”。
“鉄””道”という文字通り、鉄の道をゆく鉄道とは異なり、レールと車輪を用いない、磁石によって”浮上走行”する新しい時代の乗り物です。
現在、日本国内を走行する鉄道で最速を誇るのは新幹線ですが、これら接地走行による様々の諸問題を解決し、より安全に、より高速で走行できるシステムとして研究開発が進み、2027年には、リニア中央新幹線として品川~名古屋間の営業運転を開始する予定です。
昨年4月には、L0系が最高速度603km/hを記録、2003年に581km/hをたたき出したMLX01の世界記録を更新しています。
リニア中央新幹線開業に先立って、時速500km/hの壁を突破する列車の車窓はどのようなものでしょうか。
(超電導リニア体験乗車お申込みはこちら)
中央新幹線計画
2027年に品川~名古屋間、2037年には名古屋~大阪間の全線開業を目指している中央新幹線計画。
従来の鉄道方式による新幹線ではなく、超電導リニア方式の新しい時代の高速鉄道システムです。
建設の要旨としては、東海道新幹線における輸送容量のひっ迫が将来的に予測されることや、地震被害等による補完的役割、また、1964年に開業した東海道新幹線自体の老朽化による整備が大掛かりになることで、長期運休の可能性も近い将来に見えてきていることなどです。
高速輸送を目的とした中央新幹線は、直線的なルートを主体としており、最高速度は505km/hという超高速度で東京~大阪を結ぶこととなります。
全線開業後は、東京~大阪間を1時間強で結ぶ予定で、”夢の超特急”と称された東海道新幹線開業当時、同区間を4時間かけて結んでいたことを考えると、時代の進歩はここまで来たか。とうならざるを得ません。
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