南武線最後の1編成 209系(ナハ53)引退、E233化完了へ
JR東日本横浜支社は2017年3月15日に、南武線 川崎~立川間で運用中の209系(ナハ53)電車を、E233系電車へと置き換えると発表しました。
現在、同線で活躍する209系は、このナハ53編成が最後の1編成。
E233系の転入に伴う全編成置換で、最後の南武線209系に注目が集まりそうです。
さようならナハ53編成
今年、検査期限切れを迎えてしまうナハ53編成は、青梅線用E233系0番台を捻出・南武線に転属させることで置き換えを完了させます。
2014年10月より、新造されたE233系8000番台の営業運転開始から早2年、同年度に16編成、15年度には19編成が導入されておりほとんどの205系・209系電車を置き換え。
ナハ53編成は、1994年に新製、京浜東北線へと配属されましたが、15年に渡る活躍後、転用改造の上南武線へとやってきました。
ここ南武線に転入したのは2009年7月、およそ8年間を過ごしたことになります。
しかし、京浜東北線で”15年”の活躍とは案外長く感じたもので、いまだに京浜東北線と言って209系を思い浮かべるのは、この車両がJR東日本として意欲的な新しい設計思想を取り入れた次世代の新型車両であるというインパクトが強かったからかもしれません。
後継形式となるE233系・その次世代型であるE235系においても、209系以降のJR東日本に出現する”通勤型電車”と”近郊型電車”を折衷した「一般型電車」が発展したものであり、209系のそれ自体、通勤列車と言う地味な活躍ではありましたが、後の車両に大きな影響を与えた209系は、輝かしい功績を残した車両として歴史に刻まれることでしょう。
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