普段は京都鉄道博物館展示、C56ポニーと12系5両による「SLびわこ号」夏季運転へ
1995年の夏に、初めて湖北路を駆け抜けて以来、長年にわたり運行を続けている「SLびわこ」号が2017年夏も運行します。
牽引のSLは、C56形160号機「ポニー」と、相方12系客車5両です。
なお、C56形160号機は普段、京都鉄道博物館にて展示され来館者から親しまれています。
SLびわこ号 運転日概要
【1】運転日
2017年7月2日・9日・16日(いずれも日曜日)計3日間
【2】走行区間
北陸線 米原~木ノ本間(22.4km)
【3】運転時刻
「SL北びわこ1号」米原駅(10:09)発、木ノ本駅(10:52)着
「SL北びわこ3号」米原駅(13:16)発、木ノ本駅(14:00)着
※注釈:停車駅は長浜・虎姫・河毛・高月です。
【4】車両
機関車:C56形160号機「愛称名:ポニー」
客車:12系客車5両、定員424名(全席指定席)
(詳細はコチラ)
減りゆく12系客車、オリジナルスタイルの車両で運行
一般的な定期旅客列車や貨物列車のけん引役として君臨したSLが、その表舞台から去って数十年が経過するわけですが、今日現在においてもその歴史的価値、後世に伝えるべく、それらSLを維持しようとされる鉄道会社の努力には、ただただ頭が下がります。
一方で、今回牽引される12系客車にも注目が集まります。
先般、SLやまぐち号では、2017年9月~12月までの3か月間にわたって開催される”幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン”に合わせて、客車を新製しました。
それまで用いられていた客車は、12系客車をレトロ調に改装したもので、SLやまぐち号専用の車両として活躍していました。
今回の新製客車登場により、12系レトロ調客車の去就に注目が集まるところです。
その上で、SLびわこ号の12系はブルーの車体に白帯、オリジナルな外見を保つ12系客車。
JR東日本、西日本と残り数少なくなった客車の1編成です。
国鉄時代の客車列車として、末永く活躍を期待したい車両です。
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